お知らせ
「2001年巴里の旅」(スピカ)連載完結!

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佐藤映二句集『葛根湯』。

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 千葉県俳句作家協会でご一緒させていただいている佐藤映二さんから句集『葛根湯』(平成29年10月、現代俳句協会刊)をいただきました。ありがとうございます。
 現在「岳」同人会長をお務めで、平成22年以来8年間の作品をまとめた第三句集とのことです。東西の文学を下敷きにしたものから身近な題材を詠んだものまで、幅広い俳句が収録されています。中でも、動物を題材にした俳句が迫力があって印象に残りました。

  連翹やオランウータン檻に躁
 「連翹」が季題で春。動物園のオランウータンの檻のかたわらに連翹が咲いています。檻の中では、奇声を発しながらオランウータンが動き回っているのです。一見、俳句にはなりにくそうな材料です。それを「連翹や」と言うことで、動物園の春ののどかさの点景に落とし込み、さらに「檻に躁」と鮮やかにまとめています。一句になってみればどこかで出合ったことのある景で、その様をありありと思い浮かべることができます。楽しい調べも見事で、技ありの一句です。

  連翹やオランウータン檻に躁
  大根を下ろす荒事煮る和事
  抱きしめることが一番蕗のたう
  青天や融氷見むと那珂川遡る
  白桃のしののめいろと言ふべかり
  読初は風姿花伝を声に出し
  根雪起こし遂に花壇の土に逢ふ
  花アロエ青木繁の布良はここ
  すかんぽやこの濁声を逝く日まで
  幽霊に扮する浴衣品定め
  山に初雪店先に雁もどき
  夕焚火鋸の目立ても鎌研ぎも
  こほろぎや旅荷に足して葛根湯
  底紅や吸殻一つ落ちてゐる
  石舞台ひやうと笛鳴り風花す
  お霊屋に杖休めけり春の鳶
  花あけび向うの世より父の声
  急湍や花を翳してななかまど
  雪の上曳かるる熊に日は落ちず
  身支度のひとつが笑顔春ショール
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テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

夏潮団体戦句会。


 今日は、夏潮団体戦句会がありました。長谷寺から光則寺というコースを吟行しました。
  境内のはづれに眺め冬の海
※今月16回目、今年175回目。

テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

池袋演芸場十一月下席昼の部。

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 昨日は、久々に寄席に行ってきました。百栄師匠の「バイオレンススコ」、しん平師匠の「時そば」、左龍師匠の「野ざらし」、扇辰師匠の「千早振る」と面白い噺が続いて、最後は彦いち師匠の「二月下旬」で少ししんみりとして終わりました。
テーマ : 落語    ジャンル : お笑い

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句会予定一覧
閏の会
11/21(火)18:30集合/銀漢亭
夏潮団体戦句会
11/23(木)9:30集合/鎌倉商工会議所
八千代句会
11/25(土)16:30〆当季雑詠10句/自宅
※詳細はお問い合わせ下さい。
プロフィール

前北かおる

Author:前北かおる
 昭和53年4月28日生まれ。慶應義塾大学俳句研究会、「惜春」を経て、「夏潮」創刊に参加する。第1回黒潮賞受賞。「夏潮」運営委員を務める。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。平成27年12月、第二句集『虹の島』を上梓。千葉県八千代市在住。

初めての俳句
初めての俳句。ご自分の感興、感動を五七五にするために。
 
『夏潮』Web俳句鑑賞を担当しています。お気軽にご投稿ください。
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