Tagふらんす堂 1/22

眞矢ひろみ句集『箱庭の夜』。

 「俳句スクエア」、「豈」同人の眞矢ひろみさんから句集『箱庭の夜』(2020年3月、ふらんす堂刊)をいただきました。ありがとうございます。 英語HAIKUへの関心から俳句の実作に踏み込まれた作者の第一句集で、「認知」「決意」「追求」「賛美」の四章で構成されています。哲学や宗教に材料を得た作品があったり、また世間で話題になったニュースから着想したものがあったり、難解な俳句も多数収録されています。一方、「青」、...

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井越芳子句集『雪降る音』。

 「青山」同人の井越芳子さんから句集『雪降る音』(2019年9月、ふらんす堂刊)をいただきました。ありがとうございます。 平成19年から平成30年までの372句を収録した第三句集とのことです。高橋睦郎さんの帯文に「井越芳子さんは耳の人」とありますが、全体として静けさをたたえた一冊です。北へ南へ旅しながら詠まれた作品を収めていますが、目新しい題材にもぶれるところがありません。この間に御尊父、御母堂を亡くされてい...

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吉田林檎句集『スカラ座』。

 「知音」同人で平成27年に第3回星野立子新人賞を受賞されている吉田林檎さんから句集『スカラ座』(2019年8月、ふらんす堂刊)をいただきました。ありがとうございます。 9年分の作品を収めた第一句集です。句集の中盤で離婚を経験されたようで、その前後の作品が一つの山となっています。そうした経験やご子息の成長を通じて、男とは、また女とは、ということが作品のテーマに据えられてきます。こうした題材は古くからありま...

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葛西茂美句集『窓』。

 「香雨」同人で俳人協会の夏季俳句指導講座や千葉県支部でご一緒させていただいている葛西茂美さんから句集『窓』(2019年8月、ふらんす堂刊)をいただきました。ありがとうございます。 長く千葉県の高校の教員を勤めてこられた方で、「狩」終刊までの作品を収めて編まれた第一句集とのことです。学校や家族など身のまわりの題材をあたたかい目で観察されていて、素直に共感できました。飄々とした味わいのある作品も散見され...

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佐々木よし子句集『すてん晴』。

 「沖」同人の佐々木よし子さんから句集『すてん晴』(2019年7月、ふらんす堂刊)をいただきました。ありがとうございます。 真間の継橋の俳句ポストが縁で「沖」に入会された方とのことで、これが第一句集です。千田百里同人会長の跋に「人事句が主流と言われてきた『沖』にあって、叙景句を自認する数少ない作家」と讃えられています。その言葉の通り、作者の気配を極力消した俳句に視点の面白さを感じました。  雲の峰ホル...

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