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俳諧師 前北かおる

虹の島年に何度も合歓の咲く――第二句集『虹の島』好評発売中!

 

慶大俳句句会。


Category: 俳句 > 吟行・句会   Tags: 慶大俳句  

 今日は、慶大俳句の句会がありました。
  鯊釣の間を取材してまはる

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テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

『合同句集 山茶花東京句会・草笛句会』。


Category: 俳句 > 句集鑑賞その他   Tags: 合同句集  山茶花東京句会・草笛句会  
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 杉原祐之君から『合同句集 山茶花東京句会・草笛句会』(平成26年7月、私家版)をいただきました。ありがとうございました。東京句会45周年、草笛句会40周年を記念した十年ぶりの合同句集とのことです。32名の方が参加されています。以下、お一人一句ずつ紹介します。

  あまつさへ雪らしきもの冴返る  松本光生
  風邪の児のやめたるはずの乳を吸ふ  秋山嘉恵
  桜湯を一口ふふみ言祝ぎぬ  安楽陽子
  出品者褒めあうてゐる菊花展  石田香緒子
  千歳飴提げて子役の楽屋入り  岩﨑純子
  傘入れて鞄重たき梅雨入りかな  頴川あきお
  日照雨して鬼灯市の煌めける  荻野朝子
  明治座に祭礼の幕張られたる  乙谷京子
  葉桜や負けたる艇を岸に寄せ  加藤厚子
  起こされてほろほろ零れ萩の花  神吉悦子
  あるときは風鈴の音もうとましく  岸みよ子
  蝶の翅ひとつ交へて萩の塵  古後十三女
  汗拭いて稽古に続く拭掃除  新庄茂文
  病室に小さな声で豆を撒く  杉原祐之
  肌着にも香を付くる薄暑かな  杉山容子
  鴨を見る御陵の風に衿立てて 髙岡栄子
  意のままにならぬ巣枝を捨てにけり  立木彰子
  柄をつまみしばし眺めてさくらんぼ  田中ゑみこ
  皮垂らしりんごの皮を剥く真顔  円谷透
  一人居に雛の軸を掛けにけり  中川佳子
  手放せし雛を恋ふる夕べかな  長尾とし女
  祭髪とてひつつめてあるばかり  中西英明
  開帳の券買はぬ婆追はれをる  中本真人
  闘牛に門出の神酒のそそがれて  西尾美穂子
  草笛の草を選びてくれしこと  野間泰子
  供へたる新茶位牌を曇らする  甚目灯村
  豆を撒く神田囃子に囃されて  花輪玲子
  目高散るわづかに水面揺るがせて  本澤さちこ
  セーターも脱いでしまひし鍋奉行  松村登美子
  立膝に真魚箸を上げ俎開  宮本ひかる
  山門にしばらく宿る花の雨  柳沢いわを
  花筵宅配ピザの届きけり  山岸すず

テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵。


Category: 身辺雑記 > 美術館・博物館   Tags: Bunkamura  ザ・ミュージアム  だまし絵Ⅱ  進化するだまし絵  

 Bunkamura ザ・ミュージアムに「だまし絵Ⅱ」展を観に行きました。鏡を通すとグランドピアノに見える「アンダーグランド・ピアノ」や、ある角度から照らすと影として現れる「トカゲ」など、オブジェ中心の「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」のコーナーが特に面白かったです。

運動会。


Category: 身辺雑記   Tags: ---


 今日は、若君の運動会でした。私も、お面作りとお弁当作りで参加しました。

テーマ : 行事・イベント    ジャンル : 育児

『一葦合同句集 第四集』。その2


Category: 俳句 > 句集鑑賞その他   Tags: 一葦俳句会  一葦合同句集  第四集  ふらんす堂  
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 前回に続いて、59名の方の1句を紹介します。

  葱の泥生家の土と思ひけり  宍倉英子
  待ちて買ひし花びら餅の温きこと  島田昌子
  先導の高提灯や青嵐  島田美代
  花吹雪祖母の棺の重たさよ  島谷和孝
  空に雲天守に風の土用かな  白川初美
  麻酔より覚めてまぶしき花の雲  杉浦芳子
  月昇るその色としも山桜  杉林明子
  滴りやザックにつけし鈴の音  杉村良月
  今朝の春どつしり富士の据りゐる  鈴木珪子
  皮脱ぎし竹に磨きの雨降れり  鈴木定代
  夫逝く日牡丹の濃きが咲き充ちて  鈴木琇惠
  水蜜桃芯に涙の味少し  鈴木智子
  昼の虫まはり舞台の組み終る  鈴木三枝子
  駒鳥や流人の墓の苔厚し  須田和子
  さつきから止まつたままの春の雲  高久修
  倒木の芽吹きて雲の飛ぶ日かな  田儀美代子
  輝くや蟻に曳かるる金亀虫  宅間ちづ子
  咲ききりしむなしさにある桜かな  多田京子
  蕗の薹小さき刃をもておこしたり  土屋いそみ
  茜雲引き寄せ暮るる二日富士   堤郁子
  紀の国は山につぐ山若葉かな  角田夏子
  白靴や海の上でも歩けさう  富永紀子
  病院の早き夕餉に緑さす  中根美保
  茶の花や夕日を残す山の影  中村俊樹
  八十路とは二月の梅のごときかな  那須こうせい
  つり橋を渡れば我も桜人  似内惠美子
  海霧去つて国後の嶺青きかな  二山たか志
  万緑の底を走るや木曾の水  丹羽寒國
  春灯やバーも画廊も高架下  丹羽美智子
  立春や病院食にちらし寿司  根岸操
  一声をしぼる鵟(のすり)や風光る  林謙二
  冬の日や木地師のこもる部屋二畳  菱科和枝
  横顔の産毛ひかるや梅の花  菱科光順
  葱鮪鍋父が泣くなと言ひさうな  平田万里沙
  若布干す影も縮れてゐたりけり  廣崎龍哉
  捨てサイロ囲む花野や風渡る  冬木むめ
  初釜や宝づくしの柄の帯  古川まさえ
  大輪の白百合にほひ子の嫁ぐ  細貝光子
  山笑ふ私も少し笑ひけり  細谷喨々
  一杓の水の音にも淑気あり  本名節子
  アマリリス裸婦の素描の線太し  前田恵美
  鶯餅つまめば羽のごとき冷え  増井智子
  蟻地獄原子炉に火を入るるてふ  松井恭子
  フリージア供へて夫の誕生日  松本君子
  風の文字風に割らるる夏のれん  松山右近
  すさまじや酸で穴あく作業服  丸山陽子
  階違ふ病室行き来梅雨最中  宮内冨美江
  燕待つともに白髪の小商ひ  宮澤進
  連翹や今売るだけの鰺を干し  宮松澄連
  春寒や遺影に告ぐる地震の惨  森克子
  ふるさとは女所帯や石蕗の花  森田順子
  行く秋や男のうたふわらべ歌  山口絢子
  待ち合はせ揃ふ家族や初詣  吉浦静子
  花の殻巻いて終んぬ立葵  吉川竹子
  まつすぐに蕊立ててをり落椿  吉川文代
  花の色去年と同じと思ほえず  米田英里子
  つかの間の午睡に夢の欲しかりし  若林明子
  葉桜をもるる日眩し風に揺れ  渡邊和子
  冬の薔薇二・二六の碑のほとり  渡邊志保子
テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学
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プロフィール

前北かおる

Author:前北かおる
 昭和53年4月28日生まれ。慶應義塾大学俳句研究会、「惜春」を経て、「夏潮」創刊に参加する。第1回黒潮賞受賞。「夏潮」運営委員を務める。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。平成27年12月、第二句集『虹の島』を上梓。千葉県八千代市在住。

 
 
 
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