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俳諧師 前北かおる

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本井英主宰近詠鑑賞。「夏潮」2015年5月号


Category: 俳句 > 本井英主宰近詠鑑賞   Tags: 本井英  夏潮  
  霜柱きらり暫くしてきらり
 「霜柱」が季題で冬。朝日に輝く霜柱に見とれているのでしょう。日のさしのぼる具合、あるいは木漏れ日の具合で、一瞬きらりと光ったのです。その美しさをもうひと目と思っていると、暫くしてまたきらりと輝いたというわけです。瞬間の自然美に二度まで立ち会えた喜びを控え目に詠った句ですが、八音、九音のリズムと頭韻、脚韻とが効果的です。修辞によって、その二回の瞬間を追体験できる仕掛けになっています。

  荻野屋の釜飯の釜犬ふぐり
  初午やとろりとろりと遠太鼓
  初午の邸うちなる小賑はひ
  牡丹の芽を育みし日の沈む
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テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学
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プロフィール

前北かおる

Author:前北かおる
 昭和53年4月28日生まれ。慶應義塾大学俳句研究会、「惜春」を経て、「夏潮」創刊に参加する。第1回黒潮賞受賞。「夏潮」運営委員を務める。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。平成27年12月、第二句集『虹の島』を上梓。千葉県八千代市在住。

 
 
 
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