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俳諧師 前北かおる

虹の島年に何度も合歓の咲く――第二句集『虹の島』好評発売中!

 

俳人協会千葉県支部秋季吟行会。


Category: 俳句 > 吟行・句会   Tags: ---

 今日は、近所で大きな吟行会がありました。私も馳せ参じました。
  小祠の鈴あたらしき小春かな
※今月7回目、今年86回目。

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テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

大平芳江句集『澪つくし』。


Category: 俳句 > 句集鑑賞その他   Tags: 予感  大平芳江  澪つくし  東京四季出版  
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 「予感」同人の大平芳江さんから句集『澪つくし』(平成30年10月、東京四季出版刊)をいただきました。ありがとうございます。
 「春嶺」で岸風三樓に学び、後に「朝」で岡本眸に師事された作者の、30余年ぶりとなる第二句集です。その間の人生の喜びと悲しみ、ご自身の体調のことなど、二人の師から「俳句は履歴書」「俳句は日記」と指導されたその通りの句集です。

  古暦はづし別るる月日かな
 「古暦」が季題で冬。年末に古いカレンダーを新しいカレンダーに掛けかえているのでしょう。新しいカレンダーにはまだ何も書かれていませんが、古いカレンダーの方にはこの一年のことがびっしりと書き込まれています。まるでこの一年の月日と思い出にも別れるような感慨にとらわれ、後ろ髪をひかれる思いでカレンダーを外したという俳句です。「別るる月日」と言っていますが、身近に不幸のあった年の暮れなのかも知れません。そのあたりの事情が自然に想像されてきて、情の細やかな表現だと思いました。

  御神輿を褒めて団扇をもらひけり
  惜春の紐うつくしき鈴を買ふ
  悴みて視野に余れる千枚田
  灯火親し句座に信濃のみすず飴
  ポピー摘む風七色に安房の国
  ひぐらしや幽閉跡に石ひとつ
  秋冷や看取りの夜明けみづいろに
  瞬けば語りかけたき春の星
  白菊を買うて互ひに寡婦暮し
  みちのくへ子を送り出す余寒かな
  どの薔薇のどの花となく芳しき
  銀杏散る空に祭りのあるやうに
  ねずいろの鏡の奥に雪が降る
  癒え確か七草刻む手元にも
  成人の日の盛装に見舞はるる
  麻酔覚め筑波颪を聞く夜かな
  霙るるや尋ねとめたる父祖の墓
  霜柱踏みては惜しむ命かな
  寸前の気配もあらず椿落つ
  古暦はづし別るる月日かな
テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

「萌」11月号。


Category: 俳句 > 掲載情報   Tags: ---
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 「萌」11月号、若林哲哉さんの「星の白地図~若手俳人探訪~」のコーナーに、私を取り上げて下さりました。私が俳句を始めることになった経緯や作句にあたって心がけていることなどを紹介して下さったほか、過去の作品10句とその句評が掲載されています。「惜春の心ラフマニノフの歌」や「露草のミッキーマウスミニーマウス」という懐かしい俳句にあたたかい評をいただきました。ありがとうございます。
テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

八千代句会。


Category: 俳句 > 吟行・句会   Tags: ---

 今日は、八千代句会がありました。
  風吹いて運動会のぐづぐづに
※今月6回目、今年85回目。

テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学

ジュリー・フィジェ=フィジエ著/渡辺一平訳『わたしMu』。


Category: 身辺雑記   Tags: ---
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 慶大俳句以来の付き合いの渡辺一平君が訳書『わたしMu』(平成30年10月、ジュリーの本委員会刊)を出版されました。主宰するフランス語教室にゲスト参加した著者の本を訳したものです。女子高生時代に拒食症と戦った経験を綴った文章で、詩的な私小説です。当事者の心の葛藤が「戦い」として描かれていて、職業柄、とても勉強になりました。
テーマ : ブックレビュー    ジャンル : 小説・文学
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プロフィール

前北かおる

Author:前北かおる
 昭和53年4月28日生まれ。慶應義塾大学俳句研究会、「惜春」を経て、「夏潮」創刊に参加する。第1回黒潮賞受賞。「夏潮」運営委員を務める。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。平成27年12月、第二句集『虹の島』を上梓。千葉県八千代市在住。

 
 
 
 
初めての俳句
初めての俳句。ご自分の感興、感動を五七五にするために。
 
『夏潮』Web俳句鑑賞を担当しています。お気軽にご投稿ください。
 
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