FC2ブログ

俳諧師 前北かおる

虹の島年に何度も合歓の咲く――第二句集『虹の島』好評発売中!

 

本井英主宰近詠鑑賞。「夏潮」2019年8月号


Category: 俳句 > 本井英主宰近詠鑑賞   Tags: 夏潮  本井英  
  蚕豆をただ焼くだけの馳走にて
 「蚕豆」が季題で夏。「ただ焼くだけ」と言っていますから、馳走をする側の視点で詠んだ俳句ということになります。自ら育てたのか、地元で採れたものか、いずれにしても「馳走」になるという自負もあるのでしょう。来客をもてなすのに、自慢の蚕豆をシンプルに焼いて味わってもらったという俳句です。蚕豆の太り具合や香り、莢を割った時の瑞々しい色などが目に浮かぶようですし、主客の気の置けない関係も想像されます。くつろいだ雰囲気が食欲を刺激する俳句です。

  わけもなく立夏がうれしかりしころ
  風呂をいただき麦飯にもよばれ
  地の底に清滝川や若楓
  つばくらめ青と見え紫と見え
スポンサーサイト



テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学
08 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

07

09


 
カテゴリー

Plug-in by
@激安・割安・おすすめ商品@

 
月別アーカイブ
 
プロフィール

前北かおる

Author:前北かおる
 昭和53年4月28日生まれ。慶應義塾大学俳句研究会、「惜春」を経て、「夏潮」創刊に参加する。第1回黒潮賞受賞。「夏潮」運営委員を務める。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。平成27年12月、第二句集『虹の島』を上梓。千葉県八千代市在住。

 
 
 
メールフォーム
ご意見、ご感想などをお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

 
QRコード
QRコード
 
★★★
 
 


Archive RSS Login