Archive2024年02月19日 1/1

本井英主宰近詠鑑賞。「夏潮」2024年2月号

  冬帝の遣はしめなるはたた神 「冬帝」が季題で冬。まるで冬帝の使いのように雷の鳴ることよ、という俳句です。日本海側の「雪起こし」「鰤起こし」を思わせます。雷に続いて、今度は雪を伴って「冬帝」本体がやってくるのでしょう。「冬帝」も「はたた神」も気象を神になぞらえた言葉ですが、ここではそれが実感とともに捉えられています。  権五郎神社暫く日向ぼこ  息白く開園前の飼育員  数へ日の鴫立庵の昨日今日 ...

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