「夏潮」3月号。

 「夏潮」3月号に、句集『虹の島』の特集を組んで下さりました。「前北かおる句集『虹の島』管見」と題した総評は藤永貴之さん。

  雪まろげまろげてやがて兄になる

を、「本句集の核ともいうべき一句」と褒めて下さっています。また、ベスト10として、

  下車までのしばらくを立ち夏の海
  滝仰ぎゐれば風花目のあたり
  働いて暮れて西鶴忌なりけり
  湯船より小虫を掬ふ日永かな
  海面の一枚めくれ卯浪なす
  十三夜虚子研究のまとゐあり
  足跡の凍つてゐたる日陰かな
  噴水のさざ波及ぶ氷かな
  雪まろげまろげてやがて兄になる
  装束のはためきどほし春祭

をあげて下さりました。
 一句鑑賞は以下の方々がご執筆下さりました。

<山内裕子さん>  水かけて旱の墓を輝かす
<杉原祐之さん>  敗荷やカプセルホテルラブホテル
<小沢藪柑子さん> ひとり来て少し働く冬菜畑
<田中香さん>    昨日来て明日は帰る夕桜
<矢沢六平さん>  水かけて旱の墓を輝かす
<永田泰三さん>  かまきりを覗く仲間に入れてもらふ

 皆さん、ありがとうございました。
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2 Comments

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お一人だけ

圧倒的に嫌がらせのような句を選び鑑賞されている方がいるようですね。

  • 2016/03/03 (Thu) 22:59
  • REPLY

前北かおる

Re: お一人だけ

> 圧倒的に嫌がらせのような句を選び鑑賞されている方がいるようですね。

300句全て名句ですから、問題ありません。

  • 2016/03/04 (Fri) 20:16
  • REPLY