句帳の清書 2023年7月

 7月2日 つちのこ句会 深大寺
あめんぼの影プードルに少し似て
涼風のとどまるところ大欅

 7月2日 深大寺(7月4日 夏潮WEB句会)
ハンカチを振つて大した風も来ず

 7月3日 響句会
青柿を仰ぐ毬栗頭かな
一棟の暑気を唸りとともに吐く

 7月5日 文学特論(は)
鉄筋に巻ける鉄筋炎天下

 7月5日 夏潮池袋句会
ふやけたる身を隙間なく泥鰌鍋
先生に連れられてきし泥鰌鍋
留置線あかあかと錆び滑莧

 7月6日 文学特論(は)
スコップの地に突きささる日の盛り
将来の廃墟と思ふ炎天下

 7月7日 アジサシの会
遠山の句碑がここにも虹の橋

 7月8日 八千代句会
うはばみののみど行く如青嵐
空梅雨の森のあばれてゐたりけり
日焼してスーパーマンのエンブレム

 7月11日 むさし野吟行会 旧古河庭園
宿酔のからだが汗をかきたがり

 7月12日 文学特論(は)
天井に真夏の水面反射して

 7月12日 (8月1日 添削教室用句会)
熱風の吹き込んでくる日陰かな

 7月21日 柴又(働き方改革吟行会)
焼き鳥の煙と匂ひかき氷
柴又のブルーハワイのかき氷
留年の早くも決まるかき氷

 7月21日 柴又(8月1日 添削教室用句会)
参道の大黒寿司の花木槿

 7月22日 八千代句会
空梅雨の何事もなく明けにけり
短髪を緑に染むる真夏かな
真つ黒にひつくり返る日傘かな
ギャラリーのトリコローレのかき氷
図書館のアイスコーヒー飲みにきし

 7月23日 (8月5日 俳人協会夏季俳句指導講座)
ヘルペスの如き斑点百合の花

 7月24日 ゴルフ部 夏合宿
ひきだしの数を増やして夏館

 7月29日 俳人協会夏季俳句指導講座〈愛知〉
んんべえといきなりべろをかき氷
夕焼のオアシス21に皆
夏空や制限速度一二〇

 7月30日 夏潮名古屋句会 名古屋港水族館
口紅をなほしハンディー扇風機
炎昼のとぐろを巻けるナポリタン
口ひげの如くに汗をかいてをり
名港と略して雲の峰の立つ
炎昼の後甲板を開放す

 7月31日 佐久島(8月1日 添削教室用句会)
夏蝶や路地をおひるねハウスまで
関連記事
スポンサーサイト



0 Comments

まだコメントはありません